子どもが３歳ときのことです。
私は出産後も仕事をしていたので、子どもが寝た後に家事をしていました。子どもが寝るときは添い寝をして寝かしつけていたのですが、その時にその日にあった出来事とか、子どもといろいろな話をするのが１日の楽しみでした。

息子は私にとって、とてもかわいい存在でしたが、仕事と子育てと家事に少し疲れてきていた時期でもありました。子ども寝た後で家事をするはずが、そのまま朝まで寝てしまって洗濯がたまってしまったり、自己嫌悪に陥ることもありました。
そんななか、いつものように子どもに添い寝していたら、子どもが私の頭を撫でながら｢かわいい、かわいいおかあさん｣と言いました。それは、私がいつも子どもにしていたことで、頭を撫でながら｢かわいい、かわいい、りっちゃん｣というのをまねしたものでした。
子どもの得意気な顔を見たら、その日の疲れも吹っ飛びました。今でも思い出してはほっこりする良い思い出です。

SARASA様から頂きました。